ホリスティックケアへの道~身体編
犬が飼えなくなったら放棄?どういうこと?それが犬の保育園を目指すきっかけでした。
もともとQueueは、DogCafeとして国立市の西でオープンしたお店でした。
いつも、楽しくたくさんのDog達を迎え幸せに過ごしていました。
ある日の夜、ご近所の方が
「犬が一日中木に縛られている。最初は飼い主さんが何かの理由で縛っているのだと思ったが、いまだ飼い主さんが現れない。どうしたら良いか」と相談に来られました。
その場所に行ってみると、木に縛られていたトイプードルがいました。
一旦、家でお預かりすることにして、その木に貼り紙を張っておきました。
何日たっても連絡が来ないので、愛護センターと警察に連絡を入れたが音沙汰なし。
期限まではこの子の飼い主さんが現れたら返さなきゃいけない事を前提に新しい飼い主さんを探すことにしました。
すぐに、見つかり一安心したところ、「やっぱり飼えない」と連絡が入り戻ってきました。
理由は、うるさいし落ち着きがないしトイレシートでおしっこをしないからと。
なるほど。
もしかしたら、この子は放棄された子なのかもしれないとこのとき思いました。
それからは、ウチで飼うことにしトレーニングをし今ではとっても良い子です。
犬を悲劇に巻き込まないためにできること…。それは…。
このトイプードルを看板犬にしてお店においていました。
それから、度々犬を放棄したいと連れてくる人、問い合わせてくる人が増えてきました。
きっと噂になったんだと思います。
それからは、保護についてきちんと知識を持って接しないといけないと考え
シェルターを併設しました。
店舗は賃貸だったが、大屋さんが犬好きでお店においておかなければOKと許可を頂き始めました。
保護活動始めてすぐ感じたことは、安易に放棄する人が多い。
自分を正当化し、言い訳する。どんな事情であれ、最後までの責任感がない。
殺処分ゼロを目指そうと思っていても、現実が辛すぎて、ふっとよぎる「殺処分ゼロなんて夢物語だ・・・」と。
どんなに、譲渡先を見つけても、次から次へと放棄する人があとをたたない。
こんなふうに自分が落ちてしまうこともあったが、改善はないかと気持ちを奮い立たせ
ただ譲渡するだけでなく、新しい飼い主さんもDogと一緒にトレーニングに参加することを条件で譲渡を始めました。
ボランティアでドッグトレーナーもついて少しづつ起動に乗りかけた頃
ある出来事が原因で一旦お店をクローズせざる負えなくなりました。
とても、ショックで、またシェルターをしようとは考えられませんでした。
ただ、保護活動だけはやめずに何とか続けていました。
犬と人間が快適に暮らすために「愛犬を迎えたら保育園へ」
今までの日々は忙しさに「今」を何とかしなければ。と考えてきていましたが
この機会が、私にじっくりと考える時間をくれました。
- なぜ、放棄する人がいるのか?
→飼えなくなった - なぜ、飼えなくなったのか?
→きちんとしつけができなく手におえなくなった。 - なぜ、しつけができないのか?
→しつけを知らない・情報だけが先行し惑わされる。
こんなふうに考えていったら「愛犬を迎えたら、ルールや決まりを身に着けられる犬のための保育園があればいいんだ!」という思いに至りました。
犬にとっても、ルールやしつけを無理なく身に着けること…つまり「社会性」を身に着けることは、ストレスなく暮らせることを意味します。
そして犬がストレスなく暮らせるということは、人間にとっても快適なのです。
Queueがご提供する愛犬のための保育園(ナーサリー)サービスをぜひご覧ください!